Slipknot Jim Rootのシグネチャーピックアップ「JR “DAEMONUM” SET」を買ってみたので、中華ギターに組み込んでいきたいと思います。
最近のEMGはコネクタ式を採用していて、ハンダ付けをしなくても挿していくだけで配線できてしまうお手軽仕様になっています。これはぜひ他のメーカーでもやってほしいところです。
セット品なのでポッドや配線類が付いてきます。※セレクターは付いていないので注意
アクティブピックアップですが、箱型ではなくクラシカルな見た目です。ゼブラ(白黒)も販売されています。
トーンx2、ボリュームx2、の計4つのポットが付属します。底面は基盤が取り付けられ、コネクタが挿せるようにピンが出ている形状になります。
各配線を中継するコネクタが集まった基盤が付属します。
上部のネジ止め部分は被覆を剥いだ配線を挿し込み、ネジで固定することでハンダ不要で接続できます。右側の黒いGNDは本体のアース線などを接続し、左側の緑色部分はセレクターとの接続に使用します。
この基盤は両面テープ付きのマジックテープが付いているので、取り付け、取り外しも容易です。
ケーブルはすべてコネクタになっています。
ジャック部分も形状の違うコネクタで取り付けられます。
説明書は英語になりますが、色んなパターンの配線図が乗っているのでなんとかなると思います。
今回は1ボリュームでいくので、この図のトーンを抜いた形で配線していきます。
セレクターとの接続はこの図の真ん中を参考にします。
取り付けの流れをすっ飛ばしますが配線し終わりました。スッキリしていい感じです。
このギターはダイレクトジャックだったので、オープンジャックはザグリに入りませんでした。
今のところは穴を広げる方向で考えています。とりあえず動作は確認できたので後回しにします。
セレクターについて
このピックアップセットにはセレクターは付属していません。
セレクターからの配線は、被覆を剥いた配線を挿し込みネジで固定できるので、セレクター自体の配線が終わっていればハンダ付けは不要です。ここも完全にソルダレス化したい場合は、別売りのEMGが出してるセレクターを用意する必要があります。
3awy、5way、ストラト向け、テレキャス向け、トグル式など何タイプか販売されています。
ちなみに「3-POS STRAT」を買ってみましたが、セレクターの基盤を中心に配線する形になり、ピックアップの説明書にある配線図とはまた違った形になる様です。こちらにも配線図は付属しています(英語)
他にも遣り様はあるかもしれませんが、この形だと、ピックアップ付属の中継基板を通さないので、本体のアースを繋げる部分がありません。筆者は結局セレクターはハンダ付けして配線し、ピックアップ付属の配線図を参考に配線しました。
終わりに
はんだ付けが必要ないので、とても手軽にピックアップ交換ができました。配線もスッキリするので、とても良いシステムだと思います。個人的には、1ボリュームしかいらないので減らして安くしてほしい感はあります。あとはEMGからダイレクトジャックは出てなかったと思うので、ここもソルダレス用を販売してもらえたらと思いますが、全体的には満足な結果でした。
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