CASIO CELVIANO Grand Hybrid GP-510BP
世界三大ピアノメーカーにも数えられる「C.ベヒシュタイン」と共同開発された音源「ベルリン・グランド」が入ったカシオのハイエンド機種です。その辺の電子ピアノより一段上の再現性に感じられる音です。DTMなどで使用されるソフトウェアのピアノ音源にも引けを取らないレベルです。
ちなみにハイブリットと名はありますが、本物のグランドピアノのアクションが入ってるわけではなく、グランドピアノのアクションを簡略化したようなアクションが入っています。鍵盤も木製鍵盤のシーソー式なのでタッチ感も本物に近くなっています。
GP-510BP、GP-310の2つがラインナップされています。上位のGP-510BPはピアノらしい鏡面ブラック仕上げとなっていて、それ以外は搭載音源数や一部機能の違いだけとなり、基本仕様は同じとなっています。
Kawai Concert Artist CA98
カワイのCAシリーズの最上位モデルです。響板の付いたスピーカーが搭載されており、スピーカーでの響きもすごいです。よく聴けばまだ若干電子音っぽさが感じられますが、ぱっと聴いたらかなり本物っぽさを感じます。音源はカワイSK-EXのものが入っています。
カワイのCAシリーズは以前から木製鍵盤とシーソー式の生ピアノに近い鍵盤が採用されていて、タッチ感には定評があります。鍵盤の支点までの距離が本物のピアノ並みに十分あるので、黒鍵の奥の方を押したときでもとても弾きやすいです。
カワイ公式HP CA98詳細ページおわりに
主に動画での紹介となっていますが、実際にピアノ本体のスピーカーから出る音、イヤホンやヘッドホンを使用して聴く場合とで音の感じ方は変わってくると思います。ぜひ一度楽器屋さんなどで、実際聴いたり触ったりして検討していただければと思います。
個人的には、カシオのGPシリーズはかなり良いのではないかと思います。
音楽を楽しむ目的としては綺麗な音の電子ピアノは弾いていて楽しくなると思いますが、もしちゃんとした練習用に考えてる場合でしたら、リアルなピアノをおすすめします。
番外編:VST音源
DTM(音楽制作)用のソフトウェア音源にもかなり良いものもあるので、鍵盤の出来が良い電子ピアノを買って、(多少遅延はありますが)音はMIDI経由でPCから鳴らしてみるのもおすすめです。
圧倒的なお値段とデータ容量ですが、音も圧倒的な「VIENNA IMPERIAL」
比較的安めで音も良い「The Grandeur」と「Model D」
ソフトウェア音源を鳴らす時には、レイテンシーの少ないオーディオインターフェイス「Zoom UAC-2」などを使ったり、録音や演奏時に使うソフトには”低レーテンシーモニタリング機能”が付いた「PreSonus Studio One」を使うとレイテンシ(遅延)が抑えられて良いと思います。
ピアノとPCの接続は、最近の電子ピアノなら大抵USB端子が付いているので、USBケーブルで繋げば大丈夫です。ちなみにMIDIはUSBで使えますので、MIDI端子やMIDIケーブルをわざわざ使う必要はありません。
関連記事:【リアルタイム演奏】電子ピアノでPCのソフトウェア音源を鳴らして演奏する方法【MIDI】
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