最近は240Hzのゲーミングモニターも増えてきましたが、家のPCでは144FPSすら怪しいフレームレートしかでないので、144HzのXL2536買ってみました。
良かった点や気になった点など簡単にまとめていきたいと思います。
240Hzの上位モデルXL2546、後続機のXL2546Sと比較
XL2536 | XL2546 | XL2546S | |
---|---|---|---|
発売 | 2018年2月 | 2017年9月 | 発売日未定 (2020年4月発表) |
サイズ | 24.5 インチ | ||
パネル | TN | ||
解像度 | フルHD 1980*1080 | ||
リフレッシュレート | 144Hz | 240Hz | |
応答速度 | 1ms | 0.5 ms | |
DyAC | ○ | ○(DyAC+) | |
アイシールド | ○ | ||
Black eQualizer | ○ | ||
Color Vibrance | ○ | ||
高さ調節可能なスタンド | ○ | ||
S.Swich | ○ | ||
フリッカーフリー | ○(DyACオフ) |
XL2536はすでにディスコン(販売終了)なのか分かりませんが、新品は見かけません。筆者も中古で買ってきましたが、探す場合は中古市場になりそうです。上位モデルのXL2546は健在ですが、マイナーチェンジ版のXL2546Sがすで国外で発表されているので、少し待ったほうが良いかもしれません。
XL2536 144Hz DyAc 24.5 inch e-Sports Monitor | ZOWIE Global XL2546 240Hz DyAc 24.5 inch e-Sports Monitor | ZOWIE Global XL2546S 240Hz DyAc+ 24.5 inch e-Sports Monitor | ZOWIE Global取り出しやすい箱
箱が横に大きく開くタイプ(N式)なので、中身が取り出しやすいです。他のメーカーも是非これにしていただきたいです。
インターフェイスが下向き
ケーブルが下向きになるので、壁などに寄せやすく邪魔になりません。ケーブルの抜き差しはし辛いかもしれません。
本体の発熱が少ない
使用中に画面や本体を触っても熱がほとんどありません。今まで使ってきたモニターの中で断トツに熱が少ない氣がします。ACアダプタも内蔵なのに熱損失が少ないんでしょうか。
VESAマウント対応
VESAマウント(100mm x 100mm)に対応しています。筆者はVESAマウントの壁掛け金具で壁掛けしてるので、ないと困る部分です。意外と付いてないモニターもあるので助かります。
シールド取付部のゴムは失くしそう
シールドはネジ止めで固定しますが、本体の取付部はゴムのカバーが付いています。シールド取り付けの際は、外す必要がありますがコレはちゃんと保管しておかないと紛失しそうです。
ネジ部分はシールドから外れないので、こちらは失くす心配はありません。手回しネジではないので、ドライバーで付ける必要があるのはちょっと面倒です。ここはもうちょっとワンタッチで取り外せる機構などあったら良かったです。
光の反射が減るフレーム
画面からの反射を減らすように設計されたフレームになってます。あまり大きな部分ではありませんが、集中してる時はわずかな反射でも気になる場合もあると思うので、競技シーン向けとしては細部に拘っていて良いと思います。とはいえフレームの反射が気になった事がそもそもなかったりしますが。
DyACで残像感が少なくクッキリ
PUBGで使ってみましたが、フルオート時のレティクルのブレが特に見やすく感じました。リコイルコントロールやエイムがしやすくなると思います。ちなみにDyACは仕組み上1フレーム分の遅延が発生するので、影響を抑えるために100FPS以上で動作しているそうです(ソースは以下リンク)。うちではトレモじゃないと安定して100fps超えないので、PUBGではあまり出番はなさそうです。
個人的には、IPSパネルのゲーミングモニターから買い替えたので、DyACオフでもTNパネルの時点でずいぶん残像感は少なくクッキリに感じられました。
BenQ ZOWIE,ゲーマー向け液晶ディスプレイ新製品「XL2735」の実機を大公開。次世代製品のポイントに西川善司が迫る – 4Gamer.net公式動画
S.Swichが本当に便利
DyACは黒フレームを挟むことによりフリッカーが発生してしまいます。ゲームやる時はいいですが普段の作業では目が疲れる可能性があるのでOFFにしたいところです。普通のモニターでは本体のボタンから設定を変える必要がありますが、XL2536はS.Swichによってボタン一発で設定を切り替えられます。3パターンのプリセットを作っておけるので、ゲーム用や作業用など分けられて大変便利です。
おわりに
BenQは初期設定の色温度などの設定が微妙なので自分で調整する必要がありますが、設定次第では悪くないぐらいになると思います。画面の綺麗さを求める用途には不向きですが、対戦ゲーム用(主にFPS)としてなら間違いないモニターだと思います。
↓リンクは240HzのXL2546です。
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