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雑記|miscellaneous notes

コスパ最強!?CHIHEISENのトラベル三脚「MT-215C」レビュー

投稿日:2018/02/26(更新日:2020/05/14)

カテゴリ:カメラ

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以前購入したMT-215AMが良かったので、同シリーズの大きい方のモデル「MT-215C」を追加購入しました。

基本的な仕様は同じですが、こちらは全高135cmなので様々な撮影シーンに対応できるトラベル三脚になっています。

脚が180度反転して折りたためる為、収納時にとてもコンパクトになっており、足の伸縮には先端を回すだけでロック・解除ができる大変使いやすいタイプです。

2018/2/23時点で3,999円という大変お求めやすい価格になっています。

バルク品のような梱包

ダンボールにCHIHEISENのシールが貼られただけのバルク品のようなパッケージになっています。

付属品は本体のほか、携帯ポーチと、クロス、スマホホルダーとなっています。本体には雲台、クイックシュー、エンドフックにカラビナも付いた状態で梱包されています。

低価格でありながら充実した付属品です。ポーチは薄いナイロンのものですが、価格を考えると付いているだけ有り難いと思います。スマホホルダーも付いているので、スマホでの使用も考えている方にもうれしいところです。

収納時約28cm、重量約750gのコンパクトな本体

本体は折りたたんだ状態で30cmを切るコンパクトさとなっています。

脚5段とエレベーター2段を最大まで延ばした際の全高は135cmほどになります。

アイレベルには少し足りない

日本人の平均身長171cmで視線の高さ(アイレベル)は大体158cmですが、α7RIIを載せた状態ではファインダーの高さは144cmm前後になります。アイレベルには少し足りませんが、長身の方でも少し屈めば覗ける範囲ではあります。

これまで使っていた全高153cm、4段のVelbon EX-440との大きさ比較です。

使いやすい回転ロック式の脚

脚は、伸びる前の部分を含めて全部で5段となります。(中から4段分伸びます)

ベルボンのウルトラロックのような構造になっており、先端のゴム部分を回すだけでロック・解除が素早く行えます。

長さの調整については、各段の繋ぎ目部分だけではなく、無段階に任意の場所でロックできます。

障害物がある場所でも水平を取りやすく、解除時は格段ごと順番に解除されていくので微調整も容易です(解除時にはクリック感があり、先端部の細い脚から順にロックが解除されます)

高さ10cmのローアングルにも対応

脚の根本にあるレバーを下げると脚の開き具合を3段階で調節できます。

最大限開いた状態で最大29cmまで低い位置で撮影が可能です。

エンドフック付きで安定性アップ

安価な三脚ながらエンドフックまで付いていて、親切にカラビナまで付属しています。

軽量な三脚なので、風が強い場所などで安定性に不安がありますが、エンドフックにおもりやリュックなどを吊るせばある程度安定した撮影が可能です。

自由雲台とクイックシューが付属

自由雲台(ボール雲台)とクイックシューが付属します。雲台は調節ネジ1本のシンプルな形で、縦位置も可能です。

MT-215AMとはクイックリリースプレートの形状が異なります。こちらの方がアルカスイス互換形状の雲台なので使い勝手が良くと汎用性も高いと思います。

筆者は普段アルカスイス互換プレートを使っているので、この点はとてもうれしいです。

持っていたアルカスイス互換のプレート(QR-60)も問題なく固定できました。

商品の仕様には明記されていませんが、アルカスイス互換と思って大丈夫だと思います。

スマホホルダー付属

スマホホルダーが付属しています。クイックシューのネジ穴に付ければそれだけで使用できます。

コンパクトな三脚なので、スマホでの利用を考えている方にも良いかもしれません。

スマホホルダーは折りたためるので、持ち運びに便利です。

耐荷重は3kg

コンパクトな三脚は耐荷重が1kg程度など少ない事がありますが、この三脚は3kgまで大丈夫です。ミラーレス一眼なら比較的問題ない範囲で、一眼レフでも重いレンズでなければ耐荷重内には収まると思います。

写真はα7RII(約625g) + SEL2470Z(約426g)で大体1kgです。

まとめ

評価

(5/5)

良い点

  • 軽量かつコンパクトな本体
  • 付属品が充実している
  • 価格が安い
  • 回転ロック式の使いやすい脚
  • アルカスイス互換の雲台

悪い点

  • アイレベルに少し足りない高さ
  • 足は細めなので強い剛性はない

完成度の高いトラベル三脚

全高135cmあり様々なシーンで使用できる汎用性の高い三脚です。コンパクトで軽く持ち運びに便利でありながら、使いやすさも兼ね備えた死角のない仕上がりです。大型でしっかりした三脚が必要でない場合以外には、これ一本でいいんじゃないかと思える出来です。

脚や雲台はアルミ製、台座などには強化ナイロン樹脂が使われているので、トラベル三脚としては堅牢性も悪くありません。

価格も安いので、初心者のはじめの1本にも良いと思いますし、普段使ってる三脚があっても旅行用などに買い足されても満足できる三脚ではないかと思います。

全高75cmの別モデルもあります

筆者は以前購入しましたが全高75cmのよりコンパクトなモデルもあります。こちらは高さが低いので用途を選びますが、とにかく小さな三脚がほしい場合にはMT-215Cとほぼ同じ仕様で使いやすいのでおすすめです。

MT-215CとMT-215AM比較表

モデル MT-215C MT-215AM
全高 135cm 75cm
段数 5段
縮長 28cm 20cm
重量 約750g 約510g
耐荷重 3kg
雲台 自由雲台
アルカスイス互換
自由雲台
価格(2018/02/26時点) 3,999円 3,399円

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投稿日:2018/02/26(更新日:2020/05/14)

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