![](https://a2tk.com/wp-content/uploads/2020/07/DSC00792.jpg)
DTM用のソフトウェア音源などで有名なNative Instrumentsから発売されている、コスパに優れたオーディオインターフェイス「KOMPLETE AUDIO 2」を買ってみました。外観のチェックや雑感など簡単に紹介していきます。
下位モデルKOMPLETE AUDIO 1と比較
KOMPLETE AUDIO 1 | KOMPLETE AUDIO 2 | |
---|---|---|
入力 | XLR x1、TRSフォン x1 | XLR/TRSコンボ x2 |
出力 | ステレオRCA | ステレオTRS |
ビット深度/サンプルレート | 24 bit / 192 kHz | |
その他の機能 |
48V ファンタム電源対応、独立したゲインコントロール、VUメーター、ダイレクト・モニタリング 大型の出力ボリュームノブ、ヘッドフォン出力、USB 2.0 バスパワー、Ableton Live 10 Lite他バンドル |
入出力の端子が異なるだけで基本的な機能やスペックはどちらも共通となります。1はマイク入力が一系統なのでマイクプリアンプも1基、2はコンボジャック2系統なのでマイクプリアンプも2基入っています。
KOMPLETE AUDIO 1の方は、出力がRCAなのが若干扱いづらさを感じます。入力がXLRとTRSがそれぞれ分かれているので、使用するものがはっきり決まっている場合におすすめです。この入出力で事足りるようでしたら、安さがとても魅力になると思います。
KOMPLETE AUDIO 2の方は、XRL/TRSどちらも使えるコンボジャック2つの入力があり、出力もTRSなので使い勝手が良いです。基本的にはこちらを選んでおけば色々な状況に対応できて使いやすいと思います。1との価格差は3千円ほどですが、それを加味してもコスパの良い価格設定だと思います。
付属ソフト
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付属のDAWは「ABLETON LIVE 10 LITE」です。トラックは8つまでと制限はありますが、VSTプラグインは使用可能です。またNative Instrumentsの各種音源やエフェクトもたくさん付属するので、音楽制作を初める人にもおすすめです。
外観チェック
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パッケージはコストを抑えた茶箱タイプです。
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付属品は、本体、USBケーブル、冊子類、シール、となります。
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フロントにはXLRとTRSどちらにも対応したコンボジャック入力が2系統あります。それぞれ独立したゲインコントロールがついており、LINE/INSTを切り替えることでギターなどのHi-z入力にも対応できます。
右下のINPUT/HOSTと書かれたノブはINPUT側でダイレクトモニタリング、HOST側でPCからの音をヘッドホンに出力できます。中間ではミックスして聴くことができ便利です。
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上部には入力レベルがひと目で分かるVUモニターがついています。USB接続時及び、48Vファンタム電源がオンの場合は白色LEDが光ります。
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隣には出力レベルを調節する大きなダイヤルが付いており、細かな出力の調整ができます。
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リア側はUSBポートとTRSの出力のみでスッキリしています。
ASIOドライバについて
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通常はUSBを挿すだけで勝手にドライバがインストールされて使用できるようになりますが、ASIOドライバについては別途インストールが必要です。下記、NIのサポートページにダウンロードリンクとインストール手順が載っているので、ASIOドライバを使用したい場合は確認してみてください。インストール後はDAWなどのソフト上から選択できるようになります。
KOMPLETE AUDIO 1 / 2 / 6 MK2用ASIOドライバのインストール(Windows) – Native Instruments雑感
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本体のコンパクトさとスタイリッシュなデザインがとても良いです。ほとんど見た目と値段で選んでますが、24bit/192 kHzまで対応しておりS/N比などのスペック面でも優秀です。ヘッドホン出力はフラットでモニターに適していると思いますが、高品質なDACやAMPなどを別に持っているとダイナミックレンジが少し狭く感じるかもしれません。とはいえ、コスパは良いと思いますのでおすすめです。
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