以前から興味のあったバランス接続をしたくてFiioのK3を購入しました。
Q1 Mark IIと似たような値段と性能で迷いましたが、Q1 Mark IIがバッテリーを内蔵したポータブル用アンプに対し、K3はデスクトップ用アンプになっています。
筆者の場合は、持ち運びはせずにPCに据え置きで使用を想定していたのでK3にしました。性能的にはK3の方が出力端子の種類が多く、出力も上になります。
メーカーHPにあるような特徴は省略して、開封してみた気づいた点など簡単にお送りします。
付属品は本体とUSBケーブルとなっています。
後から気が付きましたが、USBケーブルが入っていた箱に、据え置き用の底面シールも入っていました。
左から、2.5mm4極バランス出力、3.5mmヘッドホン出力、バス ゲイン切り替えスイッチ、ボリュームコントロールとなります。
ボリュームは0まで回すことで本体の電源を切ることができます。最初のオンとオフの切り替え部分には回すとクリック感があります。
左から、LINEアウト、USB Audio Class切り替え、電源用のUSB-C端子、同軸デジタル出力、光デジタル出力となっています。
ちなみに、USB Audio Classはオーディオをやり取りするデータの規格なので、USB端子やケーブルの規格(USB2.0やUSB3.0など)とは関係ありません。
Audio Class1.0ではドライバ不要で使用できますが、96kHz/24bitまでに制限されます。専用ドライバ(FiiO generic USB DAC driver)をインストールして2.0で使用するとフルスペックで使用できます。詳細はメーカーHPに載っています。
K3 – Fiio Japan | https://www.fiio.jp/products/k3/PCなどに挿す側は通常のUSBで、K3側がUSB TypeCになります。
商品説明などに「USB TYPE C端子を搭載」と書かれているので購入前に少し不安になりましたが、手持ちの機器(PCなど)への接続は通常のUSBで大丈夫です。
ボリュームレベルの隙間にはRGBインジケーターが付いており、電源を入れると赤か黄色で点灯。再生している曲のサンプリングレートに応じて、48kHz以上だと青、48kHzより低いと黄、DSDは緑になります。
このあたりは、Fiioのサポートページの「よくある質問」にも載っているので気になる方はそちらを覗いてみてください。
K3 サポートページ – Fiio Japan | https://www.fiio.jp/support/k3/なお、サポートページの下の方から「FiiO汎用USB DACドライバ」がDLできるので、あらかじめインストールしておくと良いと思います。
本体は手のひらに収まるぐらいコンパクトです。Q1 Mark IIより縦横はかなり小さいです。
基本的な仕様はK3もQ1 Mark IIも似たようなものですが、iOSとの互換性や入出力端子の違いなど細かい部分が違うので、持ち運んでポタアンとして使うならQ1 Mark II、家に置いて使用するならK3がおすすめです。
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