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魅せるオープンフレームPCケース「Thermaltake Core P3」で自作PCを組みます

PC, レビュー | 2016/08/09

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アクリルパネルを採用したオープンフレーム壁掛け対応PCケース「Core P3」で自作PCを作っていきたいと思います。

Core P5を小型化した廉価版になりますが、Core P5はかなりの大きさだったこともあり、Cpre P3で一般的なミドルタワーぐらいの大きさになります。本格水冷や大型ビデオカードなどの導入を考えている方は別として、一般的な自作用途としてはCore P3の方がサイズ的には丁度よいと思います。

使用パーツ

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CPU Xeon E3-1225 v3 SR14U 3.2GHz (4C/8T)
CPUクーラー Thermaltake Water 3.0 Ultimate
グラボ GALAX GeForce GTX 950 EXOC WHITE
マザボ MSI Z87-G45 GAMING
メモリ G.Skill F3-1600C11D-16GNT 8GB×2
ストレージ Samsung 850 EVO 250GB (System)
HGST Deskstar NAS 3TB (Data)
電源 Owltech (FSP AURUM92+) 550W 80PLUS PLATINUM
ケース Thermaltake Core P3

 現行はSkylake(第6世代)ですが、なるべく安く組むために2世代前のHaswellで組んでいきます。

Xeon E1225-v3(初期ロットSR14U)は、本来4コア4スレッドのところ、出荷時のミスでHTが有効化されてる少し珍しいCPUです。デスクトップ向けマザーボード(z87)などで動作でき、i7の代用品としても使えるので、値段によってはお買い得です。

850 EVO(SSD)は、メモリの一部をキャッシュにして高速化するエンハンスRAPIDモードが使用でき、NVMeでなくてもかなりの転送速度が出ます。

CPU、CPUクーラー、マザボは、状態の良いものをヤフオクで入手しています。グラボは流用、他は新品になります。用途は、動画編集、エンコード、ゲーム、画像編集、RAW現像など。

外観チェック

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本体部分を取り出すと、想像していた以上の重さがあります。

材質はスチール的な何かと思いますが、重量もありガッシリしていて堅牢性の高さが感じられます。スペックシートでの重量は全体で10.3kgです。(Core P5が12.2kgなので、2kgほど軽くなっています)

ちなみに一般的なミドルタワーケースと比べると、Fractal DesignのDefine R5が10.7 kgなので、同じぐらいの重さです。まな板だからといって軽くないのは意外でしたが、その分とてもしっかりした作りになっています。

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PCIブラケットを支える部品や、電源ユニットを固定する部品、アクリルパネルの支柱など、後から組み立てる形になります。

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アクリルパネルは保護フィルムが両面に張られた状態で送られてくるので、傷の心配はありません。

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本体シャーシ(マザーボードを付ける側)

右のスペースには、3連ファンのラジエーターも搭載可能なスペースがあります(ラジエーターは最大420mm)。ここには、2.5インチドライブを最大3基、3.5インチドライブを最大2基搭載する事もできます。

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シャーシ裏側にも、3.5/2.5インチドライブが2基搭載できるスペースがあります。

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サイドパネル

手回しできるネジで留められており、外すことで内部にアクセスできます。裏配線などはこちらから。左側にはラジエーター用の通気口があります。

中央のねじ穴は壁掛け用の金具を付ける部分になります。壁掛けする場合は、市販の液晶壁掛け金具が別途必要です。Core P3側はM6xP1のネジ穴となっており、小型のマウント金具では付属のネジが合わない場合もあるので、確認して購入すると良いと思います。なおP3自体には、壁掛け用のネジは付属していません。

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サイドパネルの裏側にはホコリフィルターが付属しています。マグネットでくっついているので取り外しは簡単ですが、サイドパネルの内側に付いているので、掃除をする際にはネジを外してサイドパネルを開ける必要があります。マグネットで付いているだけですので、外して外側に付けてしまった方が使い勝手が良いかもしれません。

組み立て

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説明書に沿って、まず電源ユニットを取り付けていきます。

使用するマザーボードがITXの場合、90度倒して縦向きに設置することもできますが、ATX,Micro-ATXではスペースが足りなくなるので、写真のような横置きのみとなります。

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電源ユニットの大きさに応じて、200,180,160mm用のネジ穴が用意されています。

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後述するグラボを水平設置する場合は、支柱もつけておきます。

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マザーボードに移り、CPUとメモリを付けていきます。

今回は簡易水冷を使用する為、CPUクーラーの取り付けは後回しにしますが、空冷の場合はこの段階で取り付けてしまっても良いと思います。

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シャーシにスペーサーを取り付けてから、マザーボードを固定します。

この辺の作業は、一般的なケースと変わりません。なお、IOパネルを付ける必要はありません。

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次に、このケースの特徴の一つであるグラフィックカードの水平固定をしていきます。

付属のステイの付け方によっては、通常通りの垂直固定も可能です。

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はじめに、PCI-Expressを延長するライザーケーブルを、金属のレールに取り付けます。

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レールをステイに固定します。下からネジを締める為、本体(シャーシ)に取り付ける前に付けないと、電源が邪魔で取り付けられません。

レールは3箇所の中から好きな位置に取り付けられます。レールは2本付属していますが、ライザーケーブルは1本だけなので、SLIやCrossFireを行う場合はオプションのライザーケーブルが必要になります。(通常通り垂直固定すれば、PCIに直接挿せるので必要ありません)

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ステイを取り付けたら、先にフロントIOパネルの配線をしておきます。

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グラフィックボードを取り付けます。

この設置方法の場合、別途ライザーケーブルを用意しないと、他のPCIスロットが使用できなくなりますので、PCIスロットをたくさん使用する場合は、垂直固定の方が良いかもしれません。

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電源ケーブルを配線していきます。

今回は見た目重視のケースなのでスリーブケーブルを使用していきたいと思います。スリーブ化は手間がかかるので、スリーブ化された延長ケーブルを使います。

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CPUクーラーとラジエーターを取り付けます。

ファンの向きが逆かもしれませんが、前面側に排気するようにしています。このケースがどっち向きを想定して作られているのかは分かりませんでしたが、背面を排気にすると後ろのフィルタの意味がなくなるのでこの形にしています。

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ホースの長さは少し余裕がある程度で問題ありませんでした。今回使用したThermaltake Water 3.0 Ultimateのホースは326mmとなっています。

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ストレージを設置し、すべての配線をしてしまいます

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最後にアクリルパネルを取り付けて完成です!

※ 右下のキャラは個人的に印刷して貼り付けたものです。

終わりに

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他にないデザイン性の高さと、グラボの水平固定などオリジナリティのある機能が魅力です。堅牢性も高く、工作精度、品質もしっかりしていると感じました。アクリルパネルもついて1万円中盤という値段は、十分安いのではと思います。今後、中身を交換しても使い続けていきたいと思えるとても良い製品だと思いました。

ベンチマークなど

cinebench

CINEBENCH R15 CPU:669cb OpenGL:110.86fps

Rankingではi7-3770とほぼ同等、i7-4770kには及びませんが、Xeon E3-1225v3を2万円以下で入手できたことを考えると、値段あたりの性能は良好だと思います。

ff14

ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク

最高品質 1920×1080 フルスクリーン DX11 スコア6859 とても快適

GTX950ですが最高設定でも「とても快適」となりました。EXOCモデルだけあって健闘していると思います。

温度

temp

特にオーバークロックしている訳でもないので、CPUの冷却は十分すぎるぐらいです。その分ラジエーターのファンは緩く回す事ができるので、ファンの雑音はほとんどしません。

GTX950に関しては、60度以下ではファンが停止しているので大変静かです。クーラーの冷却性能も高いようで、あまり温度が上がりません。高負荷でも71度程度なので優秀だと思います。

SSD 850 EVO PAPIDモード

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SATA3でも十分高速な850 EVOですが、エンハンスRAPIDモード使用で爆速になります。ただしメモリの消費量が多いのでメモリに余裕がない場合にはあまりおすすめしません。

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筆者

e1n

静岡でフリーランスのウェブデザイナーをしています。
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