並行輸入品にはなりますが、Amazonで1,000円を切る安さ(2016/09/18時点)でいくつかの店舗から出品されているゲーミングマウス「MSI Interceptor Ds B1」を買ってみましたので、レビューしていきます。
MSIは自作PCユーザーなら馴染み深いと思いますが、マザーボード、グラフィックボードなどPCハードウェアを扱っている大手メーカーで、ゲーミング向けの製品も多数販売しています。現在使用しているPCのマザーボードもMSIで、好きなメーカーのひとつです。
ボタンは、左側にサイドボタンが2つ、メインスイッチ(左右クリック)、ホイール(ボタン)、DPI切り替えボタン、の合計6つとなります
DPIは800/1200/1600の固定値で、ボタンを押すごとに切り替えられます。USBを接続し直したり、PCを再起動して電源が途切れると、毎回DPI800に戻ります。(本体に設定を保存できる機能はありません)
また、「SteelSeries Engine」や「Razer Synapse」のようなドライバソフトウェアはありませんので、ボタンのマッピングなどは出来ない形になります。サイドボタンは標準で「戻る」と「進む」に設定されています。ゲームにおいては、ゲーム内の設定で割り当てれば問題ありません。
センサーのトラッキング速度は37ipsとなっていて、製品の価格を考えると仕方ありませんが、ゲーミングマウスとしては低めの性能となります。廉価ゲーミングマウスの定番LogicoolのG300sで50ips、SteelSeriesのSensei RAWで150ips、Logicoolのトラッキン速度を重視したモデルG402に至っては最大500ipsとなっています。FPSなど速い動きを必要とするジャンルをプレイする場合においては少しネックと言えるかもしれませんが、入門機としては十分だと思います。
底部には2.4gの重りを8個取り付けることができ、重さを調整することが出来ます。
”重り”込みで重量は100g程。これでも十分軽い部類だと思います。
”重り”とカバーも外すと78gになります。かなりの軽さなので、軽いマウスが好きな方にはピッタリです。Sensei RAWより軽いです。
どちらかと言うと「かぶせ持ち」でピッタリフィットする形になっていますが、つまみ持ちでも十分持ちやすいと思います。メインボタンはラバー加工されており、サラサラしてとても質感が良いです。メインボタンは区切られている部分全てでクリックする事が可能です。軽くて押しやすいと思います。
サイドボタンは片方のみ凸凹が付いていて、触っただけでどちらのボタンか判別できます。またサイドの指の触れる部分はプラスチックですが、ザラザラとした質感で、穴も開いている為、滑りにくくなっています。
LEDは常時点灯のみとなります。ドラゴンの部分などそこそこ光量があるので、暗い部屋などでは少し眩しいかもしれません。
まとめ
作りはとても丁寧で、質感もよく、持ちやすい、そしてカッコイイ。軽いマウスが好きな筆者としては、センサー性能さえもう少し良ければメインマウスになり得る出来の良さだと思いました。とはいえ値段を考えると十分すぎるコストパフォーマンスかと思います。ゲーミング用途以外にも、普段使いや仕事用などにオススメできるマウスです。この値段ならとりあえず買っておいて損はないと思います。
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