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雑記|miscellaneous notes

144Hz 34インチ曲面ウルトラワイドゲーミングモニターに買い替えました【LG 34UC79G-B】

投稿日:2018/05/26(更新日:2020/05/20)

カテゴリ:ゲーミングデバイス

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普段メインで使っているモニターを LG の「34UC79G-B」に買い替えました。

21:9ウルトラワイドに加えて、画面が内側に湾曲した曲面ディスプレイになり、リフレッシュレート144Hzにも対応してる最新機能盛りだくさんなモニターです。

1ヶ月ほど使用して気になった点など書いていきます。

34インチ、ウルトラワイド、曲面ということもありパッケージがかなり大きいです。

ちなみに宅急便などでは大型扱いになる160サイズを超えるサイズです。後々売る際などには注意です。

HDMI、DPケーブルが付属。どちらでも144Hz表示対応

映像の接続には、HDMIとDisplayPortケーブルが付属します。

DisplayPortは登場時より144Hzをサポートしていますが、HDMIも規格2.0から144Hz表示ができるようになりました。このモニターでは、HDMI、DPどちらでも144Hzで表示できます

144Hzというと「デュアルリンクDVIケーブル」のイメージがありましたが、こちらは接続端子もなくケーブルも付属しません。

各端子類は画面に対して垂直なので、壁などに本体を寄せたい場合は干渉しやすい構造です。L字の変換アダプタなどがあると便利です。

視野が広くなり没入感がある

視界を覆う画面の量が増え、実際にゲームの中に入ったような没入感が感じられます。

ウルトラワイドの恩恵はすごく感じますが、画面の湾曲は思ったほど気にならず、あってもなくてもあまり変わらない印象です。現状、湾曲ディスプレイの方が値段が高いので、湾曲の見た感じが気に入ったりしないのであれば、平面を選んでも問題ないかなと思います。個人的には湾曲してるのが好きなので、あまり利点は感じませんが気に入っています。

見えなかった敵が見えるようになる

赤い部分が21:9で増える部分ですが、画像の様に右側に敵がいた場合、16:9のモニターでは足しか見えていなかった敵が、このモニターだと全身見えることになり基本的には有利といえます。

FOVをある程度低くしても視野を確保できるので、視野と敵の大きさを両立できて良いと思います。

画面端の情報を見逃しやすいかも

CoDシリーズなどは画面のHUD/UI(キルログ、ミニマップや武器情報など)の表示位置を調整できるので問題ありませんが、画面の端っこにUIが表示さてしまうゲームでは、ウルトラワイドになり横に広くなった分、UIが表示される場所も物理的に遠くなります。特にモニターに近い場所で見ている場合は、画面全体を把握するのが難しいかもしれません。

作業範囲が広い

作業範囲が広くなるので、ゲーミング用途だけでなく、レタッチやイラストなどでも使い勝手が良いです。例えばPhotoshopで右側にパネル2列入れても、十分な作業領域があります。2画面で描画領域と各ウィンドウを分けたりするより一画面で完結して見やすいかと思います。

また、動画編集やモーショングラフィックス、3DCGソフトなどのタイムラインがあるソフトでは、特に横に長い利点が活きてくると思います。

湾曲はほとんど歪みを感じない程度ですが、設計などの厳密な精度が求められる用途では、ソフト上で水平でも画面の湾曲分、見えてる画面は歪むので湾曲ではない方が向いているかもしれません。

メニューが操作しやすい

メニュー操作は本体底部にあるスティック状のパッドで操作できます。

PC用モニターはメニュー操作がしにくいものが多い中、LGのこの方式はとても操作が快適です。

細かなメニューは画面右端に表示されます

映画を全画面(黒帯なし)で見れる

映画はもともと21:9シネスコサイズで作られているので、黒帯をなくして全画面表示が可能です。再生ソフト側で拡大表示を設定するか、本体設定のアスペクト比からシネマ用の設定もできます。

スタンバイ時にLEDが点滅して気になる

PCの電源を切ると自動でスタンバイモードに移行しますが、スタンバイ中はLEDがずっと点滅しています。

部屋が明るい時は気になりませんが、ワンルームで寝る場所の近くに置いてある場合や、暗い中では気になる場合があるかもしれません。手動で電源を切れば点滅しませんが、LEDを切る設定が欲しかったです。

ベゼルは薄いが非表示部がそこそこ広め

最近よく見かける下側を除く左右と上が狭額縁になったデザインです。

ベゼル自体は薄いですが、パネルの非表示部がけっこう広めで、合わせて15mmほどになります。

まとめ

評価

(4/5)

良い点

  • ウルトラワイドで144Hz、しかも湾曲
  • フリッカーセーフで目に優しい
  • ブラックスタビライザーは暗い場所が多いFPSなどで便利
  • USBクイックチャージ端子がある
  • デザインがシンプルで良い
  • IPSパネルとしては速めの応答速度(5ms)
  • 映画を全画面(黒帯なし)で見れる

悪い点

  • 価格が高め(4kが買える値段)
  • 1ms Motion Blur Reductionは良さを実感できなかった
  • スタンバイ時のLED点滅が場合によっては気になる
  • 入出力端子が垂直方向で壁に寄せにくい(L型アダプタで解決)

総評

多少の気になる点はあるものの、ゲーミング向けの機能が充実してたり良い点も多数あり、資金に余裕があればおすすめできるモニターです。34インチにフルHD相当の画素ピッチなので多少粗めですが、個人的には十分きれいだと思います。デザインもシンプルでかっこよく、メニュー操作が快適なのが良いです。いかんせん値段が高めですがゲーミング目的でウルトラワイドを探している方にはおすすめのモニターです。

カテゴリ:ゲーミングデバイス

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投稿日:2018/05/26(更新日:2020/05/20)

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