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雑記|miscellaneous notes

動き回る子供を撮るのにおすすめSony α6400【α6100、α6600と比較表あり】

投稿日:2020/04/26(更新日:2020/06/05)

カテゴリ:カメラ

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高速・高追随のAFで、動き回る子供を撮るのにおすすめなSony α6400を紹介していきます。

α6100、α6600と比較

α6100 α6400 α6600
発売 2019年10月 2019年2月 2019年11月
センサー APS-Cサイズ(23.5 x 15.6mm)
Exmor CMOSセンサー
表面照射型
有効画素数 約2420万画素(6000 x 4000)
アンチダスト機能 帯電防止コート
超音波振動によるアンチダスト機能
帯電防止コート
イメージセンサーシフト駆動の併用
アンチダスト作動 電源OFF時 クリーニングモード実行時
フラッシュ 内蔵(ガイドナンバー6)
AF ファストハイブリッドAF(像面位相差+コントラスト)
4Dフォーカス対応
AF測距点 像面位相差:425点
コントラスト:425点
瞳AF ○ 動画対応
測光モード マルチ測光
中央重点測光
スポット測光 スポット測光(標準/大)
画面全体平均測光
ハイライト重点測光
連続撮影枚数 Hi+ 最高約11コマ/秒(AF/AE追随)
バッファー JPEG Lサイズ エクストラファイン:76枚
RAW:33枚
JPEG Lサイズ エクストラファイン:99枚
RAW:46枚
シャッター速度範囲 1/4000-30秒、バルブ(静止画)
レリーズ耐久性テスト 約20万回クリア(電子先幕)
常用ISO感度 ISO 100 – 32000
拡張ISO感度 ISO – 51200 ISO – 102400 ISO 50 – 102400
ISO AUTO低速限界設定
EVF 1.0cm(0.39型) 有機EL 電子式ビューファインダー
約144万ドット 約236万ドット
EVFフレームレート 60Hz 60Hz / 120Hz
視野率 100%
背面モニター 180度チルト可動式液晶モニター
7.5cm(3.0型)ワイド TFT駆動
92万ドット
手ブレ補正 – レンズ側で対応 センサーシフト5軸補正 5.0段
カスタムボタン 2 4
撮影設定登録 本体:3モード
メモリーカード:4モード
本体:2モード
メモリーカード:4モード
プレミアムおまかせオート
スイングパノラマ
オートフレーミング
スマイルシャッター
ピクチャーエフェクト 13種 8種
著作権情報
ファイル名設定
ズームリング操作方向
記録画像オート回転表示
リモートコントロール Bluetoothリモコン 赤外線リモコン/Bluetoothリモコン
クリエイティブスタイル 7種 13種+スタイルボックス1-6
バッテリー Wバッテリー(NP-FW50) Zバッテリー(NP-FZ100)
※ Wシリーズの約2倍
撮影可能枚数
(CIPA規格準拠)
ファインダー使用時:約380枚
液晶モニター使用時:約420枚
ファインダー使用時:約360枚
液晶モニター使用時:約410枚
ファインダー使用時:約720枚
液晶モニター使用時:約810枚
ボディ材質 強化プラスチック 強化プラスチック、マグネシウム合金 マグネシウム合金
重量
(バッテリーとメモリカードを含む)
約396g 約403g 約503g

α6400の発売からしばらく経って、下位モデルのα6100と、上位モデルのα6600が追加されました。同じセンサーが搭載されていて、AF性能など基本的な部分は3機種とも同等となっています。

上位モデルのα6600はボディ内手ブレ補正と容量の大きなZバッテリーの採用が大きな変更点となっています。それ以外の基本性能は大差ない割には価格差が大きめで、コスパは正直微妙なところです。

下位モデルのα6100はα6400から機能を削減したモデルですが、発売から時間が経っているα6400と価格差が少なくなっています。価格次第ではα6400の方がコスパが良いと思います。カメラ任せでオートで撮りたい方や、出費を抑えたい方はα6100でも問題ないと思います。

《新品》 SONY (ソニー) α6600 ボディ ILCE-6600 [ ミラーレス一眼カメラ | デジタル一眼カメラ | デジタルカメラ ] 【KK9N0D18P】

動画機能

α6100 α6400 α6600
4K動画(全画素読み出し) ○(6K相当を凝縮)
動画時 瞳AF
ヘッドホン端子
ピクチャープロファイル
タイムコード
レックコントロール
ガンマ表示アシスト

動画機能に関してもα6100は機能が省かれていますが、こちらも一般の人が普通に動画撮影する分には必要ない機能ばかりで、基本的な性能は同等です。log撮影したり本格的な映像制作を考えている方はα6400やα6600がおすすめとなります。

α6100 主な仕様 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー α6400 主な仕様 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー α6600 主な仕様 | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

瞳AF任せで動き回る子供も撮りやすい

2、30万するフルサイズミラーレスカメラのAFアルゴリズムを継承していて、「リアルタイムトラッキング」や「瞳AF」の追従性がすばらしいです。基本AF任せで安心してシャッターが切れます。走り回るお子さんを撮影するのにもとても向いていると思います。

最高約11コマ/秒の高速連写、サイレント撮影でも最高8コマ/秒

最高約11コマ/秒の高速連写が出来るので、決定的な瞬間を逃しにくいです。サイレント撮影でも最高8コマ/秒できるので、静かな環境でも安心です。

2420万画素のAPS-C Exmor CMOSセンサー

画素数は十分な量があり、ある程度の拡大(トリミング)にも対応できます。

フルサイズセンサーと比べると、ISO-100でも少しノイズが乗ってしまうのが個人的には気になるところですが、ノイズ処理を行えば気にならない程度です。

180度チルト可動式液晶モニターで自撮りにも対応

液晶モニターは180度チルトして正面から見ることも出来ます。Youtuberなど自撮りされる方にも便利だと思います。

ちなみに上部にモニターが移動する為、ホットシューに何か付けると表示域と被ります。外付けマイクなどはリグを付けるなどして位置をずらせばなんとかなると思います。

ボタン配置はα7系とほぼ一緒

ボタンの配置はα7系とほぼ一緒です。サブ機として使っても違和感なく操作できると思います。MENUがフルサイズ機と異なり右側にあるのが、地味に使いやすかったりします。

マルチセレクターが欲しいところですが、α6600にも付かなかったので次世代に期待したいところです。

カスタムボタンは上部のC1と、ゴミ箱ボタンのC2で2つになります。ちょっと少なめですが、ダイヤルの左右下などにも機能を割り当てできるので、それほど困りません。α6600はカスタムボタンが追加されて4つになっています。

おすすめレンズ

シグマのf1.4と明るい単焦点レンズ(Contemporaryシリーズ)です。16mm、30mm、56mmとラインナップがありますが、中でも個人的には「56mm F1.4 DC DN 」がおすすめです。

フランスの「Sony Alpha Blog」では「α6xxxに最適なもっとも解像力のあるレンズ」という記事で、このレンズが一番に選ばれています。レンズは解像が全てではありませんが、α6xxx系の24MPセンサーを最大限活かせるレンズとなっています。

f値が小さい(明るい)分、シャッター速度が稼げるので、ボディ内手ブレ補正のないα6400でも手ブレの影響を受けにくく、相性が良いと思います。また、APS-Cセンサーということもあり、ISO感度もできる限り下げたいので、f値の小ささ(明るさ)は重宝します。

Which Lenses are the sharpest for a A6xxx for Sony E mount test/review on Sony Alpha Blog

f1.4により大きく背景をボカすことができ、被写体が浮き上がった様な立体感のある描写も楽しめると思います。56mmは35mm換算でほぼ85mmなので、人物撮影(ポートレート)に最適な画角です。ボケもとてもきれいでお気に入りのレンズです。

56mm(換算84mm)は中望遠レンズになるので、広く写したい方は16mm(換算24mm)や30mm(換算45mm)がおすすめです。

ズームしたい方には、f2.8通しの標準ズーム「SEL1655G」が写りの良いレンズだと思います。Eマウント(APS-C)のレンズは古いものが多い中、α6600と同時期に発表された設計の新しいレンズです。評判も良いので資金に余裕があれば、はじめの1本におすすめです。

おわりに

静止画、動画どちらも高水準でこなせるとても良いカメラだと思います。APS-Cはフルサイズに比べてレンズが安いのが助かります。キャッシュバックキャンペーンや、ネットオークションでレンズキットのばらし品などを狙えば、新品相場より安く買えることもあると思います。値段次第でコスパはかなり良いのではないかと思います。個人的に手ブレ補正はなくても良いので、α6100、α6400、α6600の中ではα6400が一番おすすめです。

カテゴリ:カメラ

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投稿日:2020/04/26(更新日:2020/06/05)

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