2015年10月2日に発売したFREETEL”雅”をレビューしていきます。
ハイスペックという訳ではありませんが、クアッドコア1.3GHzのCPU、2GB RAMで十分快適に動作するスペックに、シンプルでスタイリッシュな外観、そしてなんといっても19,800円というコストパフォーマンスの高さが魅力のSIMフリースマートフォンです。
主なスペック
OS | Android5.1 |
---|---|
CPU | Quad core 1.3GHz(MT6735 ) |
メモリ | 2GB RAM / 32GB ROM |
ディスプレイ | 5インチ 1280×720(IPS) |
バッテリー | 2,200mAh(取り外し可) |
カメラ | リア:13M / フロント:5M |
外部メディア | microSD、microSDXC (最大128GB) |
SIM | デュアルスロット(micro)/ SIMフリー |
サイズ / 重量 | 142 × 72 × 8.2 mm / 重量:150g |
発売日 | 2015年10月2日 |
同価格帯の機種と比べROMが32GBと多めです。またSIMのデュアルスロット、バッテリーの取り外しが可能な点など、他機種にあまりない機能も魅力です。
一方「ワンセグ」や「おサイフケータイ」「防塵防滴」などといったは機能はなく、細かいところでは通知LEDもなかったりしますので、スマホに最低限の機能しか求めない方や、ライトユーザーの方におすすめできる機種だと思います。
Antutu Benchmark スコア
スコアは33092となりました。負荷の高い3Dやゲームなどは厳しいと思います。
筆者はXperia Z3 Compact(クアッドコア2.5GHz)からMIYABI(クアッドコア1.3GHz)に乗り換えましたが、メニュー周りの操作や、ブラウジングなど普段使いではほとんど差は感じず快適です。
開梱
格安スマホと言うと梱包もコストダウンされていそうですが、梱包はとてもしっかりしています。
同梱品は、本体、バッテリー、USB→ACアダプター、USB-microUSBケーブル、説明書類です。
ACアダプターとUSBケーブルが付いているのはうれしいですね。
シンプルでスッキリとした外観です。
背面は光沢のあるスピン仕上げになっています。
側面はボリュームと電源ボタンのみでこちらもスッキリとしています。
上部にはイヤホンジャックとmicroUSB端子、下部には、横に長い穴がスピーカー、丸い穴はマイクです。
爪で固定されている背面カバーを外すとバッテリー、MicroSIM、MicroSDスロットにアクセスできます。
au(KDDI),イーモバイルのSIMには対応していません。
バッテリーは容量の割に減りが早く、使い続けると1日持たいない印象です。
SIMスロットはどちらもMicroSIMの為、お持ちのSIMカードがNanoSIMの場合はアダプターが必要になります。自作も不可能ではありませんが、数百円で販売されていますので用意しておくと良いと思います。
メモリはシステムとアプリで400MBほど専有、1.6GBほど空きがあるのでマルチタスクも快適だと思います。
※スクリーンショットのアプリは一部です。またマップは後から追加したものです。
大手キャリアのような余計なアプリがごちゃごちゃ入ってたりはしませんので、最低限のものでスッキリしているところは格安スマホの利点だと思います。個人的に大手キャリアの白ロムから乗り換えたいと思った主な理由の一つでもあります。
カメラ性能
リア13M(4160 x 3120)のカメラ性能をざっくりにチェックしていきます。
絞りやシャッタースピードのマニュアル設定はできませんので、ISO感度別の比較を行います。
ISO感度は「自動,100,200,400,800,1600」から選択できます。
ISO100~200でも全体に薄くカラーノイズがあり、ISO400あたりからディティールが失われていきます。ISO1600ではノイズが目立ちますが、少なくともスマホの画面で縮小して見る分には少しザラついてる程度でキレイです。格安スマホの高感度ノイズとしては思っていたよりひどくない印象です。
作例 焦点距離:3.5mm、露出時間:1/502、iso-117(自動)プリインストールのカメラアプリ、デフォルト設定
PCなどから等倍で見れば多少ノイズは気になるかもしれませんが、ホワイトバランスの精度や色乗りは良いので、十分きれいな写真は撮れると思います。
まとめ
最近のハイエンドなスマートフォンは5万円から高いものでは10万円近くするものもあり、あまり使わないスマートフォンにそこまでお金を掛けたくないという方も多いと思います。Freetel MIYABAは、シンプルで美しい外観に2万円を切る安さでパフォーマンスも十分です。メールや通話、ブラウジングなのがメインのライトユーザーの方にはオススメできるスマホだと思います。ただし電池の持ちに少し難がありますので、モバイルバッテリーは必須と言えます。今後、純正または互換品でも大容量バッテリーが登場すれば、電池問題は解決するかもしれませんので期待したいところです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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