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α7RIIからα7IIIに乗り換えて地味に良かった点

カメラ, レビュー | 2018/06/01

α7RIIからα7IIIに乗り換えて個人的に良かった点を書いていきたいと思います。あまりメジャーな変更点については触れていません。筆者がとくに良いと思った点や、地味な変更点などが中心になります。筆者は初代α7、α7Rからα7R2を経てα7IIIに乗り換えました。

最近α7R2の中古がα7IIIより安く買えるので、どちらを買うか迷われてる方もいるかと思います。基本的には、AF性能、バッテリー容量、LSIと描画エンジンの処理速度などがほぼ2倍、マルチセレクター(ジョイスティック)搭載、デュアルSDカードスロットとUHS-II対応、刷新されたメニュー周り、裏面照射の高感度耐性など、α7IIIの方が画素数以外のほぼすべての機能が優れているといっても過言ではありません。α7IIIはローパスフィルターの効果も弱めなので、ローパス搭載機としては解像感のある描写です。どうしても4,240万画素の高画素がほしい場合でなければ、個人的にはα7IIIを選んだ方が幸せになれると思います。

バッテリーが長持ちになった

α7IIIに買い替えた一番の理由といってもいいです。初代α7Rのバッテリー持ちにはまだ我慢ができましたが、α7R2はみるみるバッテリーが減っていく印象がありました。モバイルバッテリー持ってUSB給電すればいいやと思っていた時期が私にもありましたが、やはりめんどうな上コードが邪魔になります。

α7IIIでは容量約2.2倍のZバッテリーになったおかげで、バッテリー残量を気にすることなく撮影に集中することができるようになりました。快適に使えるかどうかにかかわるので、けっこう重要なところだと思います。

APS-Cモードの切り替えがカスタムボタンに登録できるようになった

APS-Cモードは、フルサイズセンサーのAPS-Cサイズ部分だけを使って撮影できるモードです。例えば24-105mmを持っていれば、APS-Cモードで1.5倍の36-157.5mmとして使えるので、ちょっと望遠が足りない時などに便利です。この機能自体は初代の頃からありますが、メニューの奥深くから設定しないと切り替えできませんでした。

α7IIIでは、カスタムボタンにAPS-Cモードを登録できるようになったので、瞬時に切り替えが行えます。押すごとにフルサイズにもすぐ戻れるので大変使い勝手が良くなりました。ひとつのレンズでカバーできる焦点距離が伸びるので、いろいろと活用できると思います。

ちなみに、1.5倍クロップしてるのと同じことなので、APS-Cモード時には撮影サイズが約1,000万画素(解像度 3936 × 2624)に減ります。少し少ない気もしますがブログやSNS用には十分な画素はあると思います。なお、有効画素約4240万画素のα7R2、3では、APS-Cモードでも1,800万画素あり余裕があります。

Imaging EdgeのRemote(テザー撮影)でフォーカスの調整ができる

Imaging Edge 対応機器より

ついにソニーからImaging Edge (RAW現像、写真管理、テザー撮影の3つのソフト)が提供されるようになりましたが、テザー撮影(Remote)でマニュアルフォーカスや ピント拡大などの操作に対応しているのはα7IIIとα7R3のみになります。

プロ向けのα9が対応してないのが意外ですが、発売時期的に間に合わなかったのかなと思います。

Remoteでは、撮影モードの変更から、SS、絞り、ISO感度など一通りの操作がPC上から行えます。フォーカス位置はマウスで指定することができ、PCの大画面で厳密なフォーカス調整が可能となります。とても便利。

プロキシー動画の同時記録に対応

あまり触れられてない部分ですが、4K動画と低解像度プロキシー動画の同時記録にいつの間にか対応しています。メニューに「プロキシー記録」という項目があるので「入」にすると保存されます(初期値は切です)

編集ソフト側でプロキシー機能がある場合もあるかと思いますが、撮影段階でプロキシーを作ってくれるのはけっこうありがたいです。

プロキシー動画はSUBフォルダーに保管されています。オリジナル動画と同じファイル名の末尾に英数字が追加された形でネーミングされます。

左:オリジナル(FHD) 右:プロキシー

※ 4k動画に限らずFHDでもプロキシーの設定が「入」ならプロキシーは保存されます。

プロキシーは解像度がハーフHDになり、映像と音声のビットレートが下げられた形となります。画像の1分02秒間の動画では、オリジナル(FHD60p)が約204MB、プロキシーが約68MBと半分以下の容量となりました。解像度は下げられてしまいますが、ビットレートはけっこうあるので、編集でも見やすさを損なわず作業できると思います。

RAW現像が軽くなった

画素数が半分近く減って、圧縮RAWでいうと1ファイルあたり約40MBから24MBぐらいになりました。RAW現像時の動作が軽くなり、HDDの容量圧迫も少なくなりました。

筆者の用途では4,240万画素はいらなかったなというのが正直な感想です。クロップ耐性が下がる以外は解像感も不満なく、ファイルサイズの使い勝手がよい点や、高感度耐性などメリットのほうが多いと感じました。

おわりに

冒頭でも言ってますが、α7RIIと悩むなら少しお金を出してα7IIIを買ったほうが多くの人にとって満足な結果になると思います。全体的な性能が一新され、筆者はα7RIIより快適に楽しく撮れてます。

筆者

e1n

フリーランスでウェブデザイナーをしています。
ご意見、ご感想などありましたらお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

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