a2tk

雑記|miscellaneous notes

前後フルHD録画対応のドライブレコーダー「Apeman C860」レビュー

投稿日:2018/03/28(更新日:2020/05/16)

カテゴリ:その他

タグ:

前と後ろどちらもフルHDで録画できる前後カメラがセットになったドライブレコーダー「Apeman C860」をレビューしていきます。

Apemanはコスパの良いアクションカメラなど展開している中国のメーカーです。よくある得体の知れない中華ブランドからほぼ同じ見た目で販売されている激安ドラレコとは異なり、こちらはちゃんと自社で開発されている製品です。

近頃、前後録画可能なドライブレコーダーが人気で、国内メーカー品は品薄となっているので、一つの選択肢としてこちらの製品が使えるかチェックしていきたいと思います。

※ 「C860」は度々モデルチェンジして新型になっており、こちらの記事は旧型のレビューとなります。↓リンクは新型に置き換えました。

付属品一覧

  • 説明書(多言語、日本語あり)
  • フロントカメラ本体
  • リアカメラ本体(粘着テープ、折りたたみマウント付き)
  • フロントカメラ固定マウント 吸盤タイプ
  • フロントカメラ固定マウント 粘着テープタイプ
  • 2ポートUSBシガーソケット(C860の使用には1ポート必要)
  • 予備粘着テープ x 3個
  • リアカメラ接続用USBケーブル5m
  • フロントカメラ給電用USBケーブル3.5m
  • PC接続用USBケーブル(車内の配線には使用しないもの)

USBシガーソケットも付属しているので、別途他の物を買い足す必要はなく付属品だけで設置が可能です。

車のヒューズボックスから電源を取りたい場合、この製品はUSB電源(5V)なので車の12Vから変圧が必要です。付属のUSBシガーソケットを使った方が手っ取り早いかもしれません。

説明書は多言語仕様で日本語も含まれます。中華ドラレコとしては比較的しっかりした日本語ですが、ところどころ文章がおかしい部分もあります。また、取り付け方法や手順については書かれておらず、仕様や各部名称、メニューの中身などの内容となります。

取り付けは、本体貼り付けてUSBケーブルを繋げるだけなので簡単だとは思いますが、苦手な方はネットなどで一般的なドラレコの設置方法を調べて参考にされると良いかと思います。

USBケーブルは少し硬め

USBケーブルになるので、ある程度太さもあり、少々硬めのケーブルです。内張りやピラーの中に配線するのに問題はありませんが、取り回しはしにくいかもしれません。

リアカメラ用の配線は5mありますが、今回設置したデミオ(DE系)では1mほど余り、長さには余裕がありました。

フロントとリアカメラを繋ぐUSBケーブルと、電源用のUSBケーブル2本を繋ぐだけなので、配線はシンプルです。

電源がmicroUSB、リアカメラ接続がminiUSBとなっていて、端子の形状が異なるので挿し間違える事はありません。

フロントカメラは吸盤か粘着テープで取り付け

フロントカメラ設置用のマウントは、吸盤タイプと粘着テープタイプの2つが付属しているので、お好みのタイプで設置できます。写真は吸盤タイプになります。

PinPで表示可能

本体の液晶面にはピクチャーインピクチャーで前後の映像が同時に表示できます(録画される映像は別々)

メニュー内から設定する必要はありますが、フロントのみ、リアのみ、ピクチャーインピクチャーに変更できます。初期設定はフロントのみになっています。

なお、バック時のバックカメラ、バックモニターとしての使用は想定されていませんので、バック時にリアカメラへ映像切替や、左右反転表示、ガイド枠の設定などは出来ません。映像記録専用となります。

大型の1/3型CMOSセンサーを搭載

1/3型CMOSセンサーを採用していて高画質な映像が記録できます。1/3型はiphone5sなどで採用されているセンサーと同じサイズです。またF値2.0、6層のガラスレンズが使われており、熱による変形の心配もありません。

フロントカメラ単体で使用する場合には、2560×1440の高解像度で録画することも可能です。リアカメラ同時使用の場合はフルHDまでとなります。

録画映像サンプル

00:00~ 晴天時フロントカメラ 00:31~ 晴天時リアカメラ 01:01~ 暗所フロントカメラ 01:27~ 暗所リアカメラ

※ 音声を含むの録画は可能ですが、こちらは編集で音声を無くしています。

※ 使用した車のリアガラスがプライバシーガラス(透過率25%前後)の為、通常のガラスより暗く、リアカメラの映像がISO感度の上昇で画質が悪くなってる可能性があります。

晴天時の映像評価

フロントカメラ:WDRに対応している事もあり、明暗の差が激しい場所でもきれいに映っています。露出補正も早く正確で暗すぎたり、明るすぎたりすることがありません。解像度も高くとても良い画質だと思います。

リアカメラ:プライバシーガラスの影響か若干ノイズが乗っている印象がありますが、フルHDなので十分な解像度があり、使用に問題ない画質だと思います。安物のリアカメラと比べると遥かにきれいです。

トンネル内の映像評価

フロントカメラ:高感度ノイズが少なくディティールも保たれています。映像自体も明るくて暗所にしては大変きれいな映像だと思います。また、オレンジ色の照明に対してすぐにホワイトバランスが修正されていて精度も高いです。

リアカメラ:リアカメラとしては十分きれいな映像ですが、フロントに比べて映像が暗めで、高感度ノイズも多くディティールは少し潰れ気味な印象です。ホワイトバランスも調整されていますが、緑がかっていて精度は今一歩といったところです。

LED信号機に対応

録画設定:30fps 明滅の頻度50Hz 撮影地は50Hz地域です。ナンバープレートにはモザイクを入れています。

LEDを使用している信号機は点滅した状態で録画され、十分認識できます。全く映らないということはありません。旧型の信号機については見たまま録画されます。

本体の設定から明滅の頻度を50Hz/60Hzと切り替えることが出来ます。

お住まいの地域の周波数に合わせて変更してください。西日本は60Hz、東日本は50Hzとなります。

USB接続でデータの転送も可能

SDカードを取り出しても良いですが、USBケーブルでPCと接続しても外部メディアとして認識してくれます。

フォルダ内のデータは前後カメラ別々の映像で保存され、ファイル名の末尾がAの物がフロントカメラ、Bがリアカメラとなります。ABABAB…という順番で並んでいます。

1920×1080 30fps 5分間の映像で、ファイルサイズは431MBでした。前後の映像を合わせるとおよそ6分で1GB使うぐらいの計算になります。

ループ録画されるとはいえ、16GBのSDカードで録画できる時間が1時間半程度なので、出来れば32GBはあったほうが良いかもしれません。(仕様上は32GBまでのSDカード推奨となっています。Amaznonのレビューなどで64GBの動作報告もありますので、32GB以上でも動くとは思いますが、仕様外となるのでご留意ください。)

ちなみに、ファイル情報から見る限り音声はビットレート96kbpsモノラルでした。

音割れや音質の悪さは感じず必要十分な音質だと思います。

オートパワーOFFは「オフ」でオフになる

設定内に「オートパワーOFF」という項目がありますが、初期値では「1分」に設定されています。エンジンを切れば1分後に自動でドライブレコーダーの電源が落ちる設定のように見えますが、この設定だとエンジンを切ってもバッテリーの続く限り録画が続き電源が切れません。

録画中はこの機能が動作しない仕様と思われます。手動で録画を止めると1分後にOFFになりました。

分かりにくいですが、この設定は「オフ」にする事で、USBからの電源供給が切れるとすぐに電源オフになる設定になります。

初期設定の「1分」の場合、駐車時の不要な映像が延々と録画されてしまう上、バッテリーも駐車する度に減ってしまいます。オートパワーOFF機能を使いたい場合は「オフ」に設定しましょう。

「オートパワーOFF」を「オフ」に設定すると、車の電源を切った瞬間にすぐ10秒カウントダウンが始まり、ドライブレコーダーの電源が切れます。

フリーズについて(2018/07/29追記)

「オートパワーOFF」設定が「オフ」の時、ドラレコの電源が入るとカウントダウン画面が表示されてフリーズする事があるようです。常に起きるわけではありませんが、数日運転をしていなくてドラレコの内部バッテリーが少なくなっている時に起こりやすい印象です。いまいち発生条件はわかりませんがバグだと思われます。今のところ「オフ」以外の設定では発生しないようなので、似たような症状がでる場合には、設定を戻してみると良いかもしれません。

なお、フリーズした場合は再起動すれば復帰できます。起動直後に起きるので、走行中には影響ないのは幸いです。

警告機能はアイコンが表示されて電子音が鳴るだけ

ヘッドライト警告 / 過労運転警告機能が付いていますが、分かりにくいピクトグラムが画面に表示されて電子音が鳴るだけの簡単なものです。音声のアナウンスはありません。レーダーやカーナビなどに同様の機能が付いていたら、こちらの機能は切ってしまって良いと思います。

衝撃センサーは本体の揺れに反応

Gセンサー/加速度センサーが付いているらしいですが、単純に本体が大きく揺れると反応する印象です。設定が「中」の場合ドアの開け締めでも反応してしまうことがあったので、うちでは「低」に設定しています。

後方にステッカーを貼るとあおり運転対策に効果的

カメラを設置したら後方録画中を示すステッカーを貼っておくと、あおり運転対策により効果的です。

まとめ

評価

(3.5/5)

良い点

  • 前後フルHDで録画可能
  • 前後どちらも画質が良い(特にフロント)
  • コストパフォーマンスが良い
  • 設置が簡単

悪い点

  • 警告機能はおまけ程度の出来
  • オートパワーOFFの設定が謎

総評

前後カメラどちらの画質も良く、特にフロントカメラは暗所でもとてもきれいです。前後カメラセットのドライブレコーダーとしてはコストパフォーマンスが良く、画質については国内メーカーと比較しても引けを取らない品質だと思います。

オートパワーOFFの設定が不親切なところと、警告機能が簡素な点など微妙な点もありますが、主要な機能に問題ありません。

ドラレコに多機能を求めず、前後録画だけを求めるならアリな製品だと思います。機械ものに疎い方や、多機能を求める方には日本製の製品をおすすめします。

↓のリンクは新型になります。

カテゴリ:その他

タグ:

投稿日:2018/03/28(更新日:2020/05/16)

ゲームの人気商品

PR