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HP Probook 4520s 分解 CPU交換 Celeron → i5-560M

PC, レビュー | 2016/04/15

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HP Probook 4520sに搭載されている「Celeron P4600 2.00GHz」を「Core i5-560M 2.66GHz」に交換していきます。

Arrandale(アランデール)世代のSocket G1(rPGA988A)に対応しているCPUなら動作するとは思いますが、今回はHPより販売されている4520sのラインナップにもある「Core i5-560M 2.66GHz」に交換します。ヤフオクで2,980円即決の物を購入してきました。PGA988の中では最もコストパフォーマンスが高いと思います。

準備

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念のため、BIOSは最新の状態にしておきます。(メーカーHPからDL可能です。)

分解の流れ

必要なもの プラス(マイナス)ドライバー、CPU用グリス、交換用CPU
所要時間 15分~30分程度
分解難易度 底面からのアクセスは出来ないタイプですが、取り外しの難しいパーツはなく、分解は簡単な部類だと思います。
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[重要] 分解前には、必ず電源ケーブルとバッテリを外してください。

また、静電気による短絡を防ぐため、予め金属製の物に数秒触れるなどして、体の静電気を払っておくと安心です。

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まず、バッテリーを外した部分にある底面のネジ3本を外します。

硬いと評判ですので、なめないように慎重に回していきます。

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背面の両サイドに2本、ゴム製シールの下にネジが隠されているので、シールを剥がし、ネジを外します。

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本体を開いて「スイッチカバー」を上方向スライドさせた後、持ち上げて外します。

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次に、キーボードを固定しているネジ2本を外し、こちらもスライドして持ち上げます。

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キーボードはフラットケーブルでマザーボードと繋がっています。

ロックされているので、黒い爪をカチッと音がするまで引き上げてからケーブルを外します。

パームレスト部分分解(HDDの交換はこちら)

今回はタッチパッド清掃の為 パームレスト部分も外していきます。
CPUだけを交換する場合は、ここの作業は必要はありませんので読み飛ばしてください。

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外す前にマザーボードと細いケーブルでつながっているので、予め抜いておきます。こちらも黒い爪のロックを外して引き抜いてください。

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パームレストを固定しているネジ3本を外し、この部分は右にスライドして外します。

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裏側のネジ1本を外せば、タッチパッドが取れるので、手垢などで汚れた隙間をキレイにします。

HDDを交換される場合はこちらの記事をご参考ください。

CPU交換に戻ります

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CPU部分を覆っているアルミカバーのネジ1本を外してカバーを外します。

左側の方は両面テープでくっついているので、取れにくいですが引っ張ってしまって大丈夫です。

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ヒートシンクを固定しているネジ4本を緩めます。ネジはヒートシンクからは外れません。

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ブロアーファンを引き抜く様に外します。

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4ピンの電源ケーブルは引っ張るだけで外せます。中の線が抜けないようにコネクタ部分を持って外してください。

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古いグリスはきれいに拭き取っておきます。ファンの埃も掃除しておくと良いと思います。

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CPUを外します。

ロックされているので、マイナスドライバーで反時計回りに回しロックを解除します。

ロックが外れたらCPUを慎重に持ち上げて外してください。

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新しいCPUに入れ替えます。正しい向きでないと嵌りませんので、置く際にはCPUの向きに注意してください。

無事置くことができたら忘れないようにロックしてから、グリスを塗っていきます。

ノートPCの冷却性能は高くないので、熱伝導率の高いグリスがオススメです。今回は昔に購入したArctic Silverを使用していますが、最近は導電性がなく冷却性能も高いグリス(MX-4など)が人気です。

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CPU、GPUの両方に塗ります。塗り方や量は諸説ありますが、筆者は少し余裕を持った量で全体に伸ばす派です。

後は元に戻していくだけの作業になります。

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ヒートシンクにも数字が書かれてますが、ネジは対角線ごと締めていきましょう。

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動作が確認できたら無事完了です。お疲れ様でした!

おわりに

i5-560Mの上には、一応最上位の580Mがありますが、ベースクロックが560Mと同じでターボ・ブースト時に+0.13GHzされるだけの差になります。

また、i7-620M、i7-640Mもソケット的には付けられますが、Arrandale世代のi7は「4コア」ではなく「2コア4スレッド」です。i5との差はクロックと3次キャッシュの違いしかありませんので、値段が高い割に大きな差はありません。(動作するかも不明です。)これらのCPUは中古でだいたい5,000円を超えてますので、i5の中で2番目のスペック(ほぼ最上位と変わらないスペック)でありながら約3,000円の560Mがコストパフォーマンス的には最良だと思います。

分解の工程はメモリ増設やSSD換装、内部のクリーニングの際などの参考になれば幸いです。

筆者

e1n

静岡でフリーランスのウェブデザイナーをしています。
ご意見、ご感想などありましたらお問い合わせよりお気軽にご連絡ください。

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