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雑記|miscellaneous notes

マイアミブルーがカッコイイ!Xtrfy M4 RGB 購入レビュー

投稿日:2020/03/21(更新日:2020/07/23)

カテゴリ:ゲーミングデバイス

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右手用エルゴノミクス形状で超軽量のゲーミングマウスXtrfy M4 RGBをレビューしていきます。5色展開で色々な色がありますが、マイアミブルーのきれいな色合いに惹かれて買ってしまいました。

Xtrfy(エクストリファイ)はスウェーデンの高級ゲーミングブランドで、お値段は少し高めになりますが、その分パーツなどはしっかりしたものが使われており、作りも丁寧な感じです。

開梱

キーボードのキーキャップが付属しています。あまりかっこよくはないですが、これまでにあまり見ないパターンのおまけです。

その他の付属品は、交換用のソールとロゴステッカー、冊子類となります。このあたりは他のメーカーでも同様の内容が多いと思います。

外観

右手用のエルゴノミクス(人間工学)デザインで、左右非対称になります。真ん中がやや括れて、後方に膨らみがあり独特な形状をしていますが、これがかなり手にフィットして持ちやすいです。表面はUVコーティングされておりサラサラしていて質感が良い感じです。

肉抜き軽量マウスとしては初?の「丸い穴」となります。肉抜きとしては個人的にはピンバイスで丸くぶち抜くイメージが強いので、ハニカム形状(六角形)の方が特殊な気もしますが、最初にヒットしたfinalmouseの影響からか、どこのマウスもハニカム一択だったので、丸い穴が逆に新しさ感じさせてくれます。

なお、中の基盤はコンフォーマルコーティングで保護されており、水滴などがかかっても安心です。耐水適、耐ダストとなってるので、コップの水が直接かかったり大量に侵入するのはキツイかもしれません。

サイドも肉抜きがされており、「つまみ持ち」でもグリップが効きやすいです。けっこう内側にえぐれています。

こちら側にはサイドボタンが2つ付いています。

右側にはボタンはありません。この面だけみると「つまみ持ち」しにくそうに見えますが、筆者の手では薬指と小指で問題なく持ち上げられる感じでした。

ちなみに「かぶせ持ち」もフィット感がすばらしく文句ありません。

メインスイッチはオムロン製ですので特に語ることはないかと思います。ホイール部分も光が漏れます。

付属のソールはPTFE(テフロンソール)らしいですが滑りがあまり良くない感じです。滑りが良い方が好きな方は要チェックですが、軽いマウスということもあり、ミドル~ハイセンシで使う分には適度な抵抗で、追いエイムやリコイルコントロールはやりやすい印象です。個人的にはここ最近買ったマウスで一番エイムが合いやすいと感じました。

センサーはPixartの最新センサー「PMW3389」が搭載されています。Pixart 3389はポーリングレート1000Hz設定時にMouseTesterで波形が乱れると言われていますが、MouseTester側の問題との情報もあり個人的には気にしてません。実用で問題は感じられません。

参考外部リンク:[重要] PixArt PMW3389系統センサーに対するMouseTesterでの評価を一旦取りやめます|https://dpqp.jp/entry/post-28532

ケーブルは「Xtrfy EZcord」という軽くて柔らかいケーブルが使われています。本体の色と合わせてあるのもいいですね。

USB端子はロゴ付きでコストがかかってる感じです。金メッキ加工とノイズ除去のフェライトコアも付けられています。

Glorious Model Oと比較

手元にあった「Glorious Model O」と比較していきます。「Glorious Model O」は左右対称です。

「Model O」の方が少し縦に長いく「M4」は横に長い印象です。重さは「Model O」が67g、「M4」が69gとほとんど変わりません。

ホイール下のLED切り替えボタンが、「Model O」が飛び出してるのに対し、「M4」はフラットなので誤操作しにくく邪魔になりません。

左右対称の「Model O」に対して、「M4」はエルゴノミクス形状なので、右手に合う様に右側に沿って低くなる形をしています。

「M4」はサイドも肉抜きされています。個人的には肉抜きされている方が感触がよく好きです。

サイドボタンは「Model O」の方が細く突起は多め、「M4」の方が面積が広く突起は少なめとなります。どちらが使いやすいという訳でもなく好みの問題かと思います。

「Model O」はパラコードの柔らかさがすばらしく、付属ソールの滑りも良いです。コスパ良し。「M4」はそれ以外の部分は性能、パーツ的に上回っているかと思います。デザイン的にも「M4」の方がかっこいいと思います。その分値段も張るので、細部まで拘って作られた品質の良さを求める方やデザインが気に入った方に「M4」がおすすめです。

ちなみに、「M4」はホイールの動作が怪しかったのでサポートに問い合わせたところ、症状確認後に新品交換となりました。サポートの返事は翌日には返ってきて、マウス送付後の対応も数日で済みとても早かったです。サポートが丁寧で早いのでその辺りも安心できると思います。

まとめ

評価

(4.5/5)

良い点

  • エルゴノミクス形状でとても持ちやすい
  • マットなUVコーテングで表面の質感が良い(サラサラ)
  • Pixart 3389搭載(Pixartの最新センサーで性能が良い)
  • ARM社製コントローラ搭載で高速処理
  • LOD(リフトオブディスタンス)が低めで取り回ししやすい
  • サポートの対応が早くて丁寧(保証の付く新品購入をおすすめします)

どちらとも言えない点

  • 肉抜き軽量マウスとしては僅かに(数グラム程)重い部類 69g
  • 横幅があるので少し大きく感じる
  • 付属のソールはあまり滑らない(コントロール向き)

悪い点

  • 価格が高め
  • 一般的なコードよりは柔らかいがModel Oなどより抵抗を感じるコード

おわりに

かなり増えてきた肉抜き軽量マウスの中でも、高いスペックで作りも高品質でまとまっています。その分すこし高めのお値段ですが、基盤の保護コーティングや独自のエルゴノミクス形状、あまり見ないカラーバリエーションなどオリジナリティもあり、とても出来の良いマウスだと思います。実際の使用感もよく、とても満足度の高いマウスでした。個人的にはG Pro除くと現状メインで使うならコレがベストです。

カテゴリ:ゲーミングデバイス

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投稿日:2020/03/21(更新日:2020/07/23)

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